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先生からのメッセージ

[2012年08月09日]

「囚われの野獣たち」がチーズ！9月号増刊でシリーズ最終話ですが、本当はどっちかの男子と主人公をくっつけたかったなぁ…と思っているのが本音です。
なにしろ鈍感な主人公なもんで、全然恋愛につながらず本当に苦労しました。
今思えば、もっとガンガンやっちゃう破天荒な主人公にして、同居人ふたりの男子ともやっちゃって最終的にどっちの子かわからないけど、できちゃった♥みたいな展開もいいかなと思ってしまいました。あとの祭りですが…。
でも、作者としてはあの冷静な左京をイジりたかったなぁ。
当初、左京はおば様キラーで、金のために複数のセレブマダムとつき合っている予定でした。その中に香南の母もいたりして。
でも実際はちょっとヘタレ男子になってしまいましたね〜。残念！
漣ももっとナンパでチャラ男の予定だったのに、なんか中途半端になってしまいました。
働くのが嫌いで、いつも金がなくて、借金取りに追われながらいろんな女の所に居ついてるどうしようもない奴な設定だったのに…どうしたんだ？おいおいって感じです。
香南も金持ちお嬢さま設定をもっと利用する予定がいつもストーリーがいっぱいいっぱいになってしまって、入りきらなかった。
終わってみると後悔ばかり。いつもそうですが…。
でも香南、左京、漣、この３人を描いていて楽しかったのは本当です。
コミックスになったとき、ちょろっと３人の裏話的なものが描けたらいいなと思っております。
最後まで読んでくださってありがとうございました！